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平成21年度「産学官連携拠点」地域中核産学官連携拠点に採択されました

2009年6月12日,日本大学が参画するプロジェクトが,文部科学省,経済産業省が公募した「産学官連携拠点」のうち「地域中核産学官連携拠点」の1つに採択されました。

 

産学官連携拠点 採択結果

名称 応募 採択数
地域中核産学官連携拠点
28
10
グローバル産学官連携拠点
13
5

(公募結果:http://www.mext.go.jp/b_menu/houdou/21/06/1269989.htm

 

産学官連携拠点事業は,「グローバル産学官連携拠点」「地域中核産学官連携拠点」2種類の産学官連携拠点を選定し,それらに経済産業省及び文部科学省等の各種の施策を有機的に組み合わせて総合的・集中的に実施することにより,人材育成・基礎研究から実用化・事業化までの活動を産学官が有機的に連携して推進し,持続的・発展的にイノベーションを創出する仕組みの構築を図るための取組を支援するものです。

 

今回採択された「地域中核産学官連携拠点」は,「地域の特長や強みを活かし,地域産業の競争力強化や新産業創出による産業構造改革などを目指して産学官連携活動が行われる拠点」のことです。

 

拠点名 ふくしま次世代医療産業集積クラスター
提案機関 産学官連携拠点を形成しようとする産学官の機関(複数の企業の集まりなども含む経済団体,大学,都道府県・政令指定都市)で,拠点の活動の中核的な役割を担う機関として,拠点の活動を主体的な立場で推進していく機関
産:福島県医療福祉機器研究会
学:日本大学,福島県立医科大学,福島大学,会津大学
官:福島県
調整機関
産学官連携拠点全体の調整・窓口となる機関 財団法人福島県産業振興センター
協力機関 産学官連携拠点の活動の一部に参加する機関 東北大学未来医工学治療開発センター,新潟大学ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー,財団法人郡山地域テクノポリス推進機構,西会津町,日本医療機器学会
概要 体に負担が少ない医療機器や医師不足のマイナス面をカバーする遠隔医療機器の開発を推進する。開発に必要な技術は,日本大学(工学部(医療工学))と福島県立医科大学(臨床研究),福島大学(ロボット工学),会津大学(ITソフトウエア)が連携してサポートする。
県は,県内企業が医療機器産業に参入する場合,必要不可欠な薬事法上の許認可取得を支援し,医療機器産業のすそ野を広げる。

 

日本大学産官学連携知財センター(NUBIC)は,文科省の「産学官連携戦略展開事業」とともに本事業を強力にサポートいたします。