研究の検索結果:195件
脱炭素&低コストで植物の生育・開花促進根域環境制御装置-N.RECS(12516他)
植物の根の領域(根域)の温度を制御できる根域環境制御装置(N.RECS)を開発しました。この装置は根域温度を一定の範囲に制御し,冬季の省エネルギー栽培と夏季の高温対策に大きく貢献します。現在,この装置と蓄熱槽を一体化した,再生可能エネルギーと連携できる蓄熱型根域環境制御装置(N.RECS-hs)を開発中です。
・植物の根の領域の温度を制御できる根域環境制御装置(N.RECS)で,高温対策の低コスト化を実現
・一体型の蓄熱槽を追加したことで,太陽光等の再生可能エネルギーを時間帯を問わず利用できる
➡省エネルギー栽培と夏季の高温対策に活用可能
・施設園芸のコスト低減策・脱炭素化技術を探索している
・植物の成長速度をコントロールして,決まった日に出荷できるようにしたい
・スマート農業を取り入れたい
結核性髄膜炎診断法
結核性髄膜炎の診断及び臨床評価するための,Nested PCR法に定量的なPCR法を組み合わせた定量的Nested real-time PCR法を用いた,髄液中の結核菌DNAの検出方法。
(株)保健科学研究所
医学部 中山 智祥
耐火性・耐強度性に優れた長寿命なカルシウム複塩の人工合成手法を発見(12438)
インフラ材料として世に広く普及しているカルシウム単塩よりも耐火性,耐強度性に優れ長寿命なセッコーボードの材料となるカルシウム複塩の合成に成功安全・安心な生活の実現に貢献します
・カルシウム単塩(石灰)は工業分野で広く用いられているがカルシウム複塩に比べて特性が劣る
・カルシウム複塩は結晶構造が複雑で人工合成が困難
➡ 超音波照射を用い,カルシウム複塩の簡易合成に成功
・次世代のセッコーボードを開発したい
・耐火性・耐強度性に優れ,長寿命な材料を得たい
・ドロマイト,アーディアライト,ラピトクリカイト等,カルシウム複塩の材料実用化に興味がある
免疫チェックポイント阻害がん治療ワクチン~抗体医薬に代わる次世代ワクチン~(12483)
標的分子の特定の部位(エピトープ)への特異的な抗体産生を誘導するワクチン作製技術を開発した。
この技術を用いて抗体医薬に代わる安価なワクチンを提供することで医療SDGを実現します。
・多糖とタンパク質コンジュゲートの優れた免疫誘導活性
・ヒトPD-L1の免疫用エピトープペプチド(11アミノ酸)の同定
・ヒトPD-L1ペプチドーデキストランートキソイド複合体ワクチンによる
抗PD-L1抗体産生と抗腫瘍免疫誘導
・抗体医薬と同等の効果を持つ、安価な抗PD-L1/CTLA-4抗体産生誘導がん治療ワクチン
・その他の標的分子のエピトープペプチドを用いたワクチンの開発
・高度で持続可能な医療の実現
X線被ばくのないポータブルう蝕診断装置(12007)
本研究は歯に照射された検査光を受光する受光部を有するう蝕診断装置であって、歯または歯肉に対して非接触状態で口内に挿入されると共に検査光を歯に向けて射出するヘッド部と、受光部の前に配置され受光した光からノイズ成分を除去するフィルタとを有することを特徴とするう蝕診断装置。検査光の光源はLEDであり,光量は可変である。
レーザー光によるう蝕診断装置が製品化されているが,前歯の検査は不可能であり,レーザ光の照射部を口内において歯茎に固定して利用するため、歯茎に接触し、検査を実施される被検者が不快感を覚える可能性があった。また,永久歯と異なり石灰化の低い乳歯はう蝕の有無に関わらず全面が白く反射してしまい全く診断が出来ないという問題があった。本研究によると乳歯,永久歯,部位を問わず非接触で診断が可能となる。また,従来品のレーザー光はクラス2(=瞬きで防御されうる光)を使用しているが,より安全なLEDで同様の診断ができるので安全性,コストの面で優位性がある。
う蝕診断装置
歯周組織の再生治療にDFAT細胞の活用~ インプラント治療に応用 ~(12529)
ラット大腿骨欠損モデルにDFAT(脱分化脂肪細胞, Dedifferentiated fat cell)を移植し,新生硬組織誘導能を検証した。
多分化能と自己複製能を有するDFATは,歯科口腔領域においても,組織再生に有用かつ理想的な細胞源であると考えられる。
歯科インプラント埋入部の骨量が不足している症例に対して, DFATと骨補填材の併用することで,より早期な骨造成促進が期待できる。
DFAT: 脂肪組織から単離した成熟脂肪細胞を天井培養という方法で培養することによって得られる細胞 群(脱分化脂肪細胞, Dedifferentiated fat cell)
整形外科における痛み判定システム整形外科における(12469)
神経障害性疼痛の治療のためには正確な診断が不可欠。神経障害性疼痛の質問項目とともに社会心理的要因も踏まえた質問項目を加えたアンケートに簡便かつ精度良く疼痛の種類の判定及び痛みの要因分析結果を出力できる判定システムを提供する。
・疼痛に関する質問と心理社会学的を組み合わせた簡単な質問に答えるだけで疼痛の種類を精度良く判定
・疼痛の要因分析も出力も可能であるため、より良い治療方法の策定と患者の生活改善などにつながる。
・患者による受診前後のセルフチェックアプリ
・疼痛に特化した診断アプリや総合的な診断アプリ
・症状検索および医療機関紹介・予約システムへの組み込み
・治験被験者フィルタリング支援ツール
6G時代を支える通信信号評価システム-6G時代を支える低コスト・高信頼性を実現-(12484)
従来のADC(Analog to DigitalConverter)では評価できなかった高周波信号や高度に多値化した16QAM等の無線通信信号に対し,新しい無線信号品質評価手法を開発。
・モバイルデータトラフィックの増加や高速大容量化・低遅延化・同時多元接続化
・伝送方式の高度な多値化,複雑化(16,64,256QAM等)
➡ 低コストで信頼性が高い,無線信号品質評価システムを開発
・次世代無線通信システムの品質評価システムを開発したい
・多値変調用信号品質測定器,波形観測装置,変調信号解析装置等の新しい測定器を開発したい