ロボットはあらかじめプログラムにより動作が決められており,災害現場のような複雑で未知の状況に
対応することが苦手です。しかし人間は”被災者を助けたい”という目標に向かって必要な動作は自分で
考え行動します。このような行動を自ら発することを「創発」と呼び,その行動が知的なふるまいであ
ることを目指し,「知的」な「創発」能力を有したロボットの研究を行っています。
・ロボットの知的自律化,移動マニピュレーションの具体化
✓運動モデル+力(ちから)情報に基づいたロボット制御
✓学習(AI・ディープラーニング)・認識
✓環境認識に基づいたロボットの動作計画
・実際の現場で使える各種ロボットの社会実装化
✓自治体と包括連携協定を結び,共同研究を実施
✓日本大学内で医工連携プロジェクト・環境調査プロジェクトを推進
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