本研究は歯に照射された検査光を受光する受光部を有するう蝕診断装置であって、歯または歯肉に対して非接触状態で口内に挿入されると共に検査光を歯に向けて射出するヘッド部と、受光部の前に配置され受光した光からノイズ成分を除去するフィルタとを有することを特徴とするう蝕診断装置。検査光の光源はLEDであり,光量は可変である。
レーザー光によるう蝕診断装置が製品化されているが,前歯の検査は不可能であり,レーザ光の照射部を口内において歯茎に固定して利用するため、歯茎に接触し、検査を実施される被検者が不快感を覚える可能性があった。また,永久歯と異なり石灰化の低い乳歯はう蝕の有無に関わらず全面が白く反射してしまい全く診断が出来ないという問題があった。本研究によると乳歯,永久歯,部位を問わず非接触で診断が可能となる。また,従来品のレーザー光はクラス2(=瞬きで防御されうる光)を使用しているが,より安全なLEDで同様の診断ができるので安全性,コストの面で優位性がある。
う蝕診断装置
同じカテゴリーのお知らせ
血中遊離脂肪酸によるイヌがん診断マーカー(12644)
イヌでは長命化に伴いがんが主要な死因となっている一方、獣医臨床で実用的な血中腫瘍マーカーは乏しく早期発見が課題となっています。日本大学と東京大学の研究グループは、がん組織における脂質代謝リプログラミングに着目し、担がんイヌの血漿中... 詳細を見る
癌治療の標的となる抗原ならびに抗体による診断,治療選択法とその抑制方法,医薬(12577)
癌の進行により既存療法での治療が困難となる難治療前立腺癌において,研究者らは癌の増殖に関与している神経受容体を発見。本研究では,神経受容体を標的とした難治性前立腺癌の早期診断マーカーと抗体医薬品の開発を試みています。 詳細を見る
骨吸収を標的とした世界初の歯周病治療薬(12572)
既存のsPLA2-IIA阻害薬「Varespladib」を用いたドラッグリポジショニングにより、歯槽骨の骨吸収を直接抑制する世界初の疾患修飾型歯周病治療薬の開発を目指しています。 詳細を見る