風力を利用したエネルギー回収システム都市域での活用を目指して(12535)

  • # 風力発電
技術分野
エネルギー
所属
理工学部 土木工学科
氏名
長谷部 寛

概要

現在の風力発電の主流は,プロペラ型の風力発電機を用いる方法であるが,プロペラの回転に伴って形成される後流(ウェイク)の影響で,近接して風車を配置することは難しく,広い設置場所が必要になる。そのため,都市域に密にプロペラ風車を設置したウィンドファームを設けることは困難である。
そこで,都市域に導入可能な新たな風力発電システムを開発した。風の吹く方向に複数の平板を設置し,それらのねじれ振動(フラッター)を利用することにより,コンパクトかつ高密度なエネルギー回収システムを実現を目指した。

ポイント

・ウェイク(後流)によるフラッター(ねじれ振動)現象を発見
 ➡ 平板振動子を用いた発電システムを構築
・都市域に導入可能なコンパクトな発電システム

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