シート状セラミックス生体材料の開発(10556&10914)

技術分野
環境 / 材料
所属
松戸歯学部 歯学科
氏名
谷本 安浩

目的

歯冠修復構造体におけるコア部材などに用いることを目的とした、歯科用のセラミックス繊維強化複合材料シートを提供する。

技術概要

一般的に歯科用陶材(セラミックス)は非常に脆いという欠点を有する。そのため機械的強度を補うため金属で裏装して使用される場合(陶材焼付鋳造冠)がほとんどである。本研究は金属色による審美性の阻害や金属アレルギーなどの観点から、従来の金属を用いることなく歯科用セラミックスの機会的性質を向上させたセラミックス繊維強化複合材料シートを提供するものである。本研究は強化繊維により、従来の歯科用セラミックスの欠点である焼成後の収縮を抑えるとともに、機会的性質を向上することができた。

適用製品

歯科用セラミックス、歯科補綴物

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