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組換えBCGとDNAワクチンのプライムブースト接種法による新規ワクチン開発(12044)
組換えBCGとDNAワクチンのプライム組換えBCGとDNAワクチンのプライムブースト接種法により,従来より効果の高いBCGワクチンを開発しました。この手法の応用により,感染症に対応可能な社会の実現を目指します。ブースト接種法により,従来より効果の高いBCGワクチンを開発しました。この手法の応用により,感染症に対応可能
⚫ 現行BCGは細胞傷害性T細胞の誘導が不十分で効果が限定的
⚫ 非結核性抗酸菌(NTM)の感染者が世界的に増加傾向
➡ 組換えBCGを開発。DNAワクチンとのプライムブースト接種を行うことで,感染症予防効果を高めた
結核,非結核性抗酸菌(NTM)症のワクチン
脱炭素&低コストで植物の生育・開花促進根域環境制御装置-N.RECS(12516他)
植物の根の領域(根域)の温度を制御できる根域環境制御装置(N.RECS)を開発しました。この装置は根域温度を一定の範囲に制御し,冬季の省エネルギー栽培と夏季の高温対策に大きく貢献します。現在,この装置と蓄熱槽を一体化した,再生可能エネルギーと連携できる蓄熱型根域環境制御装置(N.RECS-hs)を開発中です。
・植物の根の領域の温度を制御できる根域環境制御装置(N.RECS)で,高温対策の低コスト化を実現
・一体型の蓄熱槽を追加したことで,太陽光等の再生可能エネルギーを時間帯を問わず利用できる
➡省エネルギー栽培と夏季の高温対策に活用可能
・施設園芸のコスト低減策・脱炭素化技術を探索している
・植物の成長速度をコントロールして,決まった日に出荷できるようにしたい
・スマート農業を取り入れたい
量子技術の社会実装生体断層撮影法~医療に繋がる工学研究~(12411)
・本発明は,微弱光照射による無染色で無標識での生体の可視化技術を確立したものである。
・普及のOCT(光干渉断層計)には課題が残る。また,深部画像の劣化を抑えられない。
・本発明は,光パルスの時間分解測定による生体断層と量子パルスゲートによる背景雑音の抑圧によって解決するものである。
・量子断層撮影技術による医療・研究検査機器
・OCT*に代わる次世代の高精細断層撮影システム
*光干渉断層撮影
➡眼球検査から脳内,その他の部位の検査に適用可能
・高性能でかつ人体に安全な画像装置や品質検査機器 などの開発・製造に
知的行動創発ロボットで社会問題を解決!協働するロボットを実社会へ(研究紹介)
ロボットはあらかじめプログラムにより動作が決められており,災害現場のような複雑で未知の状況に
対応することが苦手です。しかし人間は”被災者を助けたい”という目標に向かって必要な動作は自分で
考え行動します。このような行動を自ら発することを「創発」と呼び,その行動が知的なふるまいであ
ることを目指し,「知的」な「創発」能力を有したロボットの研究を行っています。
・ロボットの知的自律化,移動マニピュレーションの具体化
✓運動モデル+力(ちから)情報に基づいたロボット制御
✓学習(AI・ディープラーニング)・認識
✓環境認識に基づいたロボットの動作計画
・実際の現場で使える各種ロボットの社会実装化
✓自治体と包括連携協定を結び,共同研究を実施
✓日本大学内で医工連携プロジェクト・環境調査プロジェクトを推進
認知症の克服を目指して〜新しい実験技術が認知症解明への突破口を開く!〜(12496)
“灌流固定” とは、動物実験における組織解析に欠かせない技術。心臓よりホルマリンなどの組織固定液を注入、血管を通じて全身に行き渡らせるもので、実はこの成否が研究データに大きく影響します。
・誰でも正確な病理解析が出来るようにしたい!
➡ 灌流用注射針の開発 (特許第6771229号)
・発症原因として疑われるリン酸化タウが組織学的に検出できない!
➡ リン酸化タンパク質の組織学的検出方法の開発 (特許第7315950号)
・細胞内でのタウの局所集積が発症の鍵と思われるが、生体分子の局所的な絶対量が求められない!
➡ 組織学的絶対定量法(iPaq 法)の発明 (特願2022-127075)
・生命科学及び疾患の基礎研究に向けた開発
・神経変性疾患の解明とその治療薬開発
養殖魚を対象としたゲノミクス研究とその応用養殖魚の品種改良(研究紹介)
養殖魚の様々な経済形質に関連するDNA多型をゲノムワイド解析により特定し、養殖魚へ応用するための研究をしています。これまでに、高成長系統、耐病性系統、全雌生産などを実用化しています。
・養殖魚の染色体情報から一塩基多型(SNPs)を探索する
・有用形質とSNPsを結びつける
➡ 病気に強く成長の早い養殖系統を開発
・特定の病気に強い系統を作りたい
・成長の良い系統を作りたい
・遺伝的な理由で生じる奇形を減らしたい
・養殖魚の系統管理を遺伝情報を使って行いたい
Al2-xFexTiO5で熱膨張を自由に制御ゼロ膨張材料の開発(研究紹介)
負の熱膨張を示すチタン酸アルミニウムと正の熱膨張を示すチタン酸鉄の固溶体の鉄の量と焼結温度を調整し,高密度・高強度な熱膨張挙動を制御できる材料を開発。安価なゼロ膨張材料の提供に貢献します。
・負の熱膨張を示すAl2TiO5と正の熱膨張を示すFe2TiO5の固溶体を適切な温度で焼成することにより,熱膨張を自由に制御できる材料を開発した
➡ 密度や熱膨張の詳細なコントロールが可能になる
➡ 安価なゼロ膨張材料の作成も可能
・高強度・高密度で熱膨張が制御できる材料を探している
・半導体や光ファイバーのコネクタに利用するゼロ膨張材料を探している
・SEM,XRD,TMA等を使って材料を評価したい
劣化しにくいトバモライトの低温・短時間合成方法(12250)
トバモライト(Ca5Si6O16(OH)2・4H2O)はケイ酸カルシウム水和物の一種であり、軽量気泡コンクリート(ALC)やケイ酸カルシウム板などの建築材料の原料である。
製造プロセスにおいて添加剤を加えることでトバモライトを低温・短時間で製造することができることを見出した。製造プロセスにおけるエネルギー削減・CO2削減の実現につながるとともに、得られたトバモライトは、長時間にわたって変質(外観・強度)しにくいというメリットがある。
硫酸塩*を添加するだけ
(*:Li2SO4、Na2SO4、MgSO4、ZnSO4、(NH4)2SO4
➡焼成温度の低減、処理時間の短縮
➡炭酸化しにくい=外観劣化や強度低下が起こりにくい
低温度でトバモライトの合成を低温度・短時間で行いたい
炭酸化が起こりにくいトバモライトを製造したい