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耐火性・耐強度性に優れた長寿命なカルシウム複塩の人工合成手法を発見(12438)
インフラ材料として世に広く普及しているカルシウム単塩よりも耐火性,耐強度性に優れ長寿命なセッコーボードの材料となるカルシウム複塩の合成に成功安全・安心な生活の実現に貢献します
・カルシウム単塩(石灰)は工業分野で広く用いられているがカルシウム複塩に比べて特性が劣る
・カルシウム複塩は結晶構造が複雑で人工合成が困難
➡ 超音波照射を用い,カルシウム複塩の簡易合成に成功
・次世代のセッコーボードを開発したい
・耐火性・耐強度性に優れ,長寿命な材料を得たい
・ドロマイト,アーディアライト,ラピトクリカイト等,カルシウム複塩の材料実用化に興味がある
セラミックス基材に付与できる超耐熱、耐環境性被膜の開発(12128)
高温環境下でも耐食性に優れる耐熱耐食皮膜及びその製造方法を提供することを目的とする。
基材上に被覆される耐熱性及び耐腐食性を有する耐熱耐食皮膜であって、前記皮膜は、ZrO2又はHfO2を含む共晶を有し、前記皮膜を前記基材と反対側の面から見た表面において、前記共晶によるラメラ構造のラメラ幅が1μm以下である。
現行の1500℃を大きく上回る耐食性の大幅向上(粒界ガラス相がない断熱性の耐食皮膜になり得る)・集光加熱により局所的に皮膜組成物のみを急速加熱・溶融させ,高速で溶融帯を移動させる超急冷凝固のプロセスではじめて上記の超耐熱性耐水蒸気腐食層を得ることができた。
別に行った組織の形成および熱安定性の研究より,Cazr03-Zr02系の微細構造が形成される条件が見いだされた。微細組織であるため,界面に大きな応力を吸収させることが可能となり,耐熱衝撃性が大幅に向上する。
1800℃を超える超高温および水蒸気が存在する環境下,製品ガスタービン部材用途:高耐食性材料
小動物の心電図を非侵襲・無麻酔で測定生体データ測定用デバイス(12534)
鳥類を中心とした小動物の循環器疾患診断を目的として、動物を不動化しながら心電図を測定するための診断デバイスを開発した。
このデバイスを使用することによって従来では麻酔などを用いなければ測定ができなかった鳥類の心電図を簡便かつ迅速に測定することが可能となり、不整脈など潜在する心疾患の早期発見、治療方針の策定など小動物臨床における新たなアプローチが可能となった。
・安静にすることの難しい小鳥等の小動物に,麻酔を使わず心電図検査することが可能な新規デバイスを開発
➡日常の診療においても心電図測定が可能となり,これまで把握できなかった潜在的な心疾患の評価が可能となった
・意思疎通が困難な小動物の生体データを把握したい
・非侵襲検査やアニマルウェルフェアに興味がある
新規機能性材料創製のための均一ナノ空間材料内での物質合成(12434)
均一ナノ空間を有する多孔質材料内に回収した二酸化炭素から尿素の合成に成功.
均一ナノ空間を有する多孔質材料を特異的な反応場として活用すると共に,
材料内で合成された物質の新たな機能性創出にも成功しています.
・多孔質材料の均一ナノ空間の活用
→材料内において均一な組成で物質(CO2, NH3)を回収
⇒特異的に低エネルギーで高効率な物質変換を実現
※空間内に内包した物質の特異的な機能性
・廃棄物質,未利用物質等の高効率回収,変換
・エネルギー消費が大きいプロセスの効率化
・空間内の物質の特異性を活用する新規機能性材料の創製
光を使ってタンパク生産~オプトジェネティックス~(12409)
放線菌を利用した光誘導型組換えタンパク質の生産系システム,「LiEX*」を開発。
LED光源で非侵襲性,環境に優しく低コストな,タンパク質・有用物質の生産システムを実現します。
・放線菌で,組換えタンパク質・有用物質を生産
・光制御により,細胞機能のスイッチを自由自在にON/OFF
➡ 低分子inducerが不要で,安価なシステムを実現
・組換えタンパク質,組換え(食品)酵素の効率的・大量生産
・環境に優しい微生物工場の事業化
・放線菌の組換えタンパク質発現システムのキット化
・放線菌による新しい発酵生産,二次代謝物の生産にも
6G時代を支える通信信号評価システム-6G時代を支える低コスト・高信頼性を実現-(12484)
従来のADC(Analog to DigitalConverter)では評価できなかった高周波信号や高度に多値化した16QAM等の無線通信信号に対し,新しい無線信号品質評価手法を開発。
・モバイルデータトラフィックの増加や高速大容量化・低遅延化・同時多元接続化
・伝送方式の高度な多値化,複雑化(16,64,256QAM等)
➡ 低コストで信頼性が高い,無線信号品質評価システムを開発
・次世代無線通信システムの品質評価システムを開発したい
・多値変調用信号品質測定器,波形観測装置,変調信号解析装置等の新しい測定器を開発したい
整形外科における痛み判定システム整形外科における(12469)
神経障害性疼痛の治療のためには正確な診断が不可欠。神経障害性疼痛の質問項目とともに社会心理的要因も踏まえた質問項目を加えたアンケートに簡便かつ精度良く疼痛の種類の判定及び痛みの要因分析結果を出力できる判定システムを提供する。
・疼痛に関する質問と心理社会学的を組み合わせた簡単な質問に答えるだけで疼痛の種類を精度良く判定
・疼痛の要因分析も出力も可能であるため、より良い治療方法の策定と患者の生活改善などにつながる。
・患者による受診前後のセルフチェックアプリ
・疼痛に特化した診断アプリや総合的な診断アプリ
・症状検索および医療機関紹介・予約システムへの組み込み
・治験被験者フィルタリング支援ツール
X線被ばくのないポータブルう蝕診断装置(12007)
本研究は歯に照射された検査光を受光する受光部を有するう蝕診断装置であって、歯または歯肉に対して非接触状態で口内に挿入されると共に検査光を歯に向けて射出するヘッド部と、受光部の前に配置され受光した光からノイズ成分を除去するフィルタとを有することを特徴とするう蝕診断装置。検査光の光源はLEDであり,光量は可変である。
レーザー光によるう蝕診断装置が製品化されているが,前歯の検査は不可能であり,レーザ光の照射部を口内において歯茎に固定して利用するため、歯茎に接触し、検査を実施される被検者が不快感を覚える可能性があった。また,永久歯と異なり石灰化の低い乳歯はう蝕の有無に関わらず全面が白く反射してしまい全く診断が出来ないという問題があった。本研究によると乳歯,永久歯,部位を問わず非接触で診断が可能となる。また,従来品のレーザー光はクラス2(=瞬きで防御されうる光)を使用しているが,より安全なLEDで同様の診断ができるので安全性,コストの面で優位性がある。
う蝕診断装置