『騒音と振動を和らげる』住宅環境の改善を目指して(12261)

技術分野
計測
所属
理工学部 建築学科
氏名
冨田 隆太

目的

簡易に階下等に伝わる床衝撃音の低減を可能とする。床板部と、床板部の下方に配置される支持板と、床板部を支持板に対して離間状態で支持することで床板部と支持板との間に音波伝達空間を形成する側板と、支持板に載置されると共に音波伝達空間を伝達する音波を遮断する遮音材と、支持板を下方から支持すると共に弾性体からなる防振脚とを備える。

技術概要

本研究によれば、床板部、支持板、床板支持壁及び遮音材が弾性脚によって支持された構造を有する。つまり、本研究においては、床板部、支持板、床板支持壁及び遮音材の質量を弾性体で支持する構造となっている。このため、上記質量や弾性体のバネ定数を容易に調節することができ、これらの調整によって遮音床の共振周波数を容易に調節することができる。したがって、本研究によれば、遮音床の共振周波数を重量床衝撃音の周波数から離すことができ、階下等における重量床衝撃音を低減することが可能となる。

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