アミドとペプチドの新しい合成法を提案グリーンケミストリーに貢献(12543)

技術分野
創薬
所属
文理学部 化学科
氏名
嶋田 修之

概要

高い触媒活性と基質選択性を特長とするアミド及びペプチド結合形成反応における新しい触媒を開発しました。効率性と環境調和性を兼ね揃えた新しい合成プロセスを提案します。

ポイント

・ボロン酸二量体構造を有する高活性な触媒を開発
・従来の触媒反応で必須だった禁水条件(脱水剤)が不要に
・高い触媒活性 (触媒サイクル7,500回転*を記録)

※ Diboronic Acid Anhydride (DBAA)の触媒サイクル,文献史上最高を記録

こんな研究や開発ニーズに

・脱水縮合アミド化反応の新しい触媒,合成プロセスを提案
➡ アミド化反応の製造コストと資源利用効率の改善に
➡ アミド構造を有する医農薬品,化粧品,香料の製造・開発に

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