慢性口腔顔面痛は中枢神経系の過敏や下降性疼痛抑制の機能障害により生じることが分かってきました。慢性口腔顔面痛患者の中枢神経機序について神経生理学的及び脳イメージング手法を用いて原因不
明の口の痛みを解明及び新規治療方法の開発を目的とし、臨床研究を行います。
fMRIを用いて慢性口腔顔面痛の患者と健常者の脳体積変化があるか比較検討します。口と手を用いて実験的に痛み刺激と調節刺激を加え、CPM(下降性疼痛抑制)の評価を行い、下行性疼痛調節機構に障害があるか否か明らかにします。解析因子として、中枢感作指標(CSI)、病悩期間、年齢、心理社会的要因、疼痛強度を設定します。
同じカテゴリーのお知らせ
吸入ディバイスとマウスピースの新規デザイン-肺を患う患者さまのために-(12216)
握りやすいレバーを備えておりキャニスターの噴霧を省力化可能でチャンバーが小型化されポータブル化されているにも関わらずチャンバー内で薬剤が効率的に循環し、吸入効率も高い薬剤吸入器。 詳細を見る
糖尿病患者様の外出時のQOL向上~携帯式インスリン保冷装置~(12470)
主に1型糖尿病患者は毎食後にインスリンの注射が必要である。夏場などでは室温や屋外気温が30℃を超えてしまうため、外出時にはインスリン注射器を保冷剤入りパック等に入れて携行する必要がある。これにより、外出時間が制限されたり、旅行や出... 詳細を見る
からだの内なる声をきくメンタルヘルスチェカー内受容感覚知覚の役割(12548)
からだの気づき,特に身体反応への気づき(以下、内受容感覚知覚)が心身の状態に果たす役割を明らかにし,からだの気づきからこころの状態を評価する,新しいメンタルヘルスチェック方法を開発するとともに,その活用方法についての提案をおこなっ... 詳細を見る