急速に向上しているコンピュータの処理能力と新たな理論やアルゴリズムの開発によって,生体高分子の構造やその機能を高精度にコンピュータ上でシミュレートすることが可能となってきている。
生体分子シミュレーションにより,アプタマーと標的分子との結合の分子メカニズムを明らかにし,アプタマー設計を論理的に設計する基盤を構築する。
量子化学計算と分子動力学計算により,アプタマーと標的分子との結合の分子メカニズムを明らかにする。
・量子化学計算による分子間相互作用の解析技術 ー 分子間相互作用を,量子化学に基づくフラグメント分子軌道計算により詳細に解析する技術を蓄積
・アプタマーをはじめとする様々な核酸医薬品分子の開発に
・分子シミュレーションを用いて,新規分子の設計開発
・生命現象の分子メカニズムの解明
同じカテゴリーのお知らせ
吸入ディバイスとマウスピースの新規デザイン-肺を患う患者さまのために-(12216)
握りやすいレバーを備えておりキャニスターの噴霧を省力化可能でチャンバーが小型化されポータブル化されているにも関わらずチャンバー内で薬剤が効率的に循環し、吸入効率も高い薬剤吸入器。 詳細を見る
糖尿病患者様の外出時のQOL向上~携帯式インスリン保冷装置~(12470)
主に1型糖尿病患者は毎食後にインスリンの注射が必要である。夏場などでは室温や屋外気温が30℃を超えてしまうため、外出時にはインスリン注射器を保冷剤入りパック等に入れて携行する必要がある。これにより、外出時間が制限されたり、旅行や出... 詳細を見る
認知症の克服を目指して〜新しい実験技術が認知症解明への突破口を開く!〜(12496)
“灌流固定” とは、動物実験における組織解析に欠かせない技術。心臓よりホルマリンなどの組織固定液を注入、血管を通じて全身に行き渡らせるもので、実はこの成否が研究データに大きく影響します。 詳細を見る