肝臓発生シグナルに着目した肝細胞の生産に関する研究(10982)

技術分野
創薬
所属
生物資源科学部 バイオサイエンス学科
氏名
関 泰一郎

目的

ES細胞を用いて,細胞移植療法に使用する移植用分化・成熟細胞を効率よく生産する方法を提供する。

技術概要

胚性幹細胞(ES)細胞を用いて肝細胞を効率よく調製する方法を確立した。従来法に比べ線溶系因子を用いることにより2倍以上の効率でES細胞を肝細胞へと分化誘導することが出来た。本研究により分化を誘導した細胞の分化度は高く,これらの細胞を移植しても奇形腫(テラトーマ)はほとんど起こらなかった。

適用製品

移植用細胞の生産,ES細胞の分化促進剤,テラトーマ予防剤

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