握りやすいレバーを備えておりキャニスターの噴霧を省力化可能でチャンバーが小型化されポータブル化されているにも関わらずチャンバー内で薬剤が効率的に循環し、吸入効率も高い薬剤吸入器。
気管支喘息治療薬やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患の治療において、加圧式定量噴霧吸入器(いわゆるエアゾール)が用いられることがあったが、比較的大きな操作力が必要となる場合や、薬剤吸入器の操作と吸入動作との同調が困難である場合があった。吸入補助器具を利用することも可能であるが携帯には不便である。
使用者自身のタイミングで薬剤を吸入することが可能で、片手で持ちやすく約1/3の握力でpMDIボンベを押すことが可能で、薬剤が喉の奥まで流れやすくなる吸入デバイスとマウスピースを開発した。
加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)の噴霧が困難な方に向けた吸入デバイス
同じカテゴリーのお知らせ
糖尿病患者様の外出時のQOL向上~携帯式インスリン保冷装置~(12470)
主に1型糖尿病患者は毎食後にインスリンの注射が必要である。夏場などでは室温や屋外気温が30℃を超えてしまうため、外出時にはインスリン注射器を保冷剤入りパック等に入れて携行する必要がある。これにより、外出時間が制限されたり、旅行や出... 詳細を見る
からだの内なる声をきくメンタルヘルスチェカー内受容感覚知覚の役割(12548)
からだの気づき,特に身体反応への気づき(以下、内受容感覚知覚)が心身の状態に果たす役割を明らかにし,からだの気づきからこころの状態を評価する,新しいメンタルヘルスチェック方法を開発するとともに,その活用方法についての提案をおこなっ... 詳細を見る
認知症の克服を目指して〜新しい実験技術が認知症解明への突破口を開く!〜(12496)
“灌流固定” とは、動物実験における組織解析に欠かせない技術。心臓よりホルマリンなどの組織固定液を注入、血管を通じて全身に行き渡らせるもので、実はこの成否が研究データに大きく影響します。 詳細を見る