吸入ディバイスとマウスピースの新規デザイン-肺を患う患者さまのために-(12216)

技術分野
医療・福祉
所属
芸術学部 大学院芸術学研究科
氏名
肥田 不二夫

目的

握りやすいレバーを備えておりキャニスターの噴霧を省力化可能でチャンバーが小型化されポータブル化されているにも関わらずチャンバー内で薬剤が効率的に循環し、吸入効率も高い薬剤吸入器。

技術概要

 気管支喘息治療薬やCOPD(慢性閉塞性肺疾患)などの呼吸器疾患の治療において、加圧式定量噴霧吸入器(いわゆるエアゾール)が用いられることがあったが、比較的大きな操作力が必要となる場合や、薬剤吸入器の操作と吸入動作との同調が困難である場合があった。吸入補助器具を利用することも可能であるが携帯には不便である。
 使用者自身のタイミングで薬剤を吸入することが可能で、片手で持ちやすく約1/3の握力でpMDIボンベを押すことが可能で、薬剤が喉の奥まで流れやすくなる吸入デバイスとマウスピースを開発した。

用途

加圧式定量噴霧吸入器(pMDI)の噴霧が困難な方に向けた吸入デバイス

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