早期卵巣がん患者で著明に変動する8種の血清遊離脂肪酸を同定。卵巣がん早期診断マーカーCA125より高精度非侵襲的組織型非依存的既存マーカーとの併用可遊離脂肪酸を用いた早期診断マーカー血清遊離脂肪酸を用いて、高精度な、新たな卵巣がん早期診断モデルの構築
卵巣がん患者では、がん組織中の脂肪酸代謝特性の変化に起因して、血清中の8種の遊離脂肪酸濃度が、健常人と比較して、早期から劇的に変化することを明らかにした。
これらの血清中遊離脂肪酸を用いて、高精度な新たながん早期診断モデルを構築した。
この診断モデルは、現行の卵巣がんの腫瘍マーカーであるCA125より診断精度が高く、且つ、組織型非依存的であることを示した。血清中の8種の遊離脂肪酸濃度が、健常人と比較して、早期から劇的に変化することを明らかにした。
本診断モデルが、非侵襲的に卵巣がんの早期診断およびスクリーニング本診断モデルが、非侵襲的に卵巣がんの早期診断およびスクリーニングを可能にする新たなツール
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