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階段昇降ロボットでバリアフリーな世界を展開車輪型ロボット(11400)
建物内や屋外を移動する際に段差や階段があると車輪では移動が困難となる。スロープやエレベータによる環境改善がされていないあるいは困難な場所での移動を可能とする。
不整地の走行はクローラーであれば可能であるが、移動速度は速くないので平面を移動する際には車輪の方が有利である。また、小車輪を組み合わせ十字フレーム先端に取り付け移動する方法もあるが車輪の径が小さいので走行面の小さな凹凸で振動を起こしやすく平面の高速走行には不向きである。考案の展開車輪は水平移動時は大きな車輪形状となっているので高速走行が可能で段差で車輪部分が展開し、昇降が容易となる。展開部の形状として楕円状の形と勾玉状の形状があり楕円状のな場合分割部分が360°回転できるので階段に接近する場合に展開量を調節することによって階段に昇りやすい位置に合わせることが可能である。勾玉状の展開部形状では展開角度が制限されるものの展開した際の張り出し料が大きいので車輪の小型化が可能である。また、走行のための駆動と展開のための駆動力を差動歯車の原理を用いで別々のモータで駆動可能な構造も考案している。
福祉機器、移動ロボット、警備ロボット、原子力検査ロボット
高品質で安価な再生医療用細胞~脱分化脂肪細胞(DFAT)~(研究紹介)
脂肪細胞から多能性をもつ脱分化脂肪細胞 (DFAT※)を誘導する技術を開発。均質な間葉系幹細胞(MSC)代替細胞として再生医療へ臨床応用を目指します。
※DFAT (ディーファット):Dedifferentiated fat cells
・MSCが抱える「品質のばらつき」・「高コスト」などの課題を克服する実用性の高いMSC代替細胞
・重症下肢虚血に対する自家DFAT移植による世界初の臨床研究を実施中(AMED再生医療実用化研究事業)
・DFAT細胞治療薬の社会実装を目指した研究開発
・歯科・獣医科領域疾患に対する臨床応用
・効率的製造法、大量培養、培養自動化などの研究開発
・DFATベンチャー設立に向けたチームアップ
イオン注入による低プロセスCMOSの作製移動度60cm2/Vsを達成(12536)
大面積に亘って薄膜トランジスタ(TFT)でCMOSを作製できる技術を確立したい。
2次元層状物質を用いること、およびイオン注入技術でpn制御を行うことで高性能なCMOSができることを実証した。
・スパッタ法により大画面の高性能半導体薄膜を作製。
・イオン注入でn型を作製。→CMOS化が容易に可能。
従来の技術・問題点
・酸化物半導体では、n型は作製できるが、p型は困難。
新しい技術・解決法
・スパッタで作成した層状物質にイオン注入を行うことでpn変換し一括でTFTを作製することに
成功しました。
・高性能・低コストな大画面TFTを開発したい。
・ディスプレイ用高性能トランジスタの開発に興味がある。
生体毒性の低い非ベンゼン系の有機蛍光物質の生産と応用(11757)
Pseudomonassp.ITH-SA-1株は、低分子リグニンの一種であるシリングアルデヒド(SYAL)を培地に添加して培養した場合、SYAL中間代謝産物の重合体と考えられる有機蛍光物質を生産する。本蛍光物質は、優れたpH耐性、熱耐性も有しており、本研究では、リグニン類化合物からバイオプロセスによって生産されたベンゼン環構造を含まない炭化水素からなる新規有機蛍光物質の諸性質を明らかにする。
一般に炭化水素からなる蛍光物質には、ベンゼン環構造が含まれている場合が多いが、本蛍光物質にはベンゼン環構造を検出することは出来なかったことから、構造的に新規性が高いと考えられている。また、低分子リグニンから生産できることから、将来的に廃木材等の未利用木質系バイオマスを高付加価値化することが可能と考えられる。現在、木質系リグニンのバイオマス資源としての有効活用は、セルロース系バイオマスなどと比較してあまり進んでいない。一方、蛍光物質は研究用試薬のみならず、高感度・特異的に可視化できることから、蛍光塗料・有機LED・バイオ医薬分野などで幅広く応用されている。本株における生産のための基本培養条件は既に確立している。また、ラボレベルで簡易的に分離、精製できる条件も確立していることから、今後、スケールアップしていくことで事業化ベースに乗せることは可能と考えられる。
新規蛍光素材・塗料、研究用試薬、臨床用試薬、有機ELなど。
基本理念・ポリシー
大学は、学術の中心として、高い教養と専門的能力を培うとともに、深く真理を探究して新たな知的財産を創出し、これらの成果を広く社会に提供することにより、社会の発展に寄与する機関である。
日本大学(以下「本学」という)は、「教学に関する全学的な基本方針」のもとで生まれた知的財産等を活用してイノベーションを創出することを重要な課題と認識し、研究成果を社会に還元するために産業界との連携を推進する。
本学の研究者等が産官学連携を一層活性化し社会貢献を果たすにあたり、産官学連携に共通認識を持つために、日本大学産官学連携・知的財産に関する基本理念として「産官学連携の考え方」と「知的財産の考え方」を以下に定める。
以 上
社会貢献は、教育・研究とともに大学が果たすべき使命である。日本大学(以下「本学」という。)は、自由な発想に基づく独創的な研究や社会的要請に応える研究等により得られた成果を積極的に活用して産官学連携を推進し、世界の平和と人類の福祉とに寄与するため、「日本大学産官学連携・知的財産に関する基本理念」に基づき、次のポリシーを定める。
以 上
日本大学(以下「本学」という)は、自由な発想に基づく独創的な研究や社会的要請に応える研究等を通じて、また、国内外の研究機関、企業及び地域社会との積極的な連携協力により、優れた知的財産の創出を促進し、わが国経済の発展及び学術の進展に寄与するため、「日本大学産官学連携・知的財産に関する基本理念」に基づき、次のポリシーを定める。
以 上
日本大学(以下「本学」という)は、研究活動を通じて社会の発展に寄与するために産官学連携活動を展開しているが、研究活動の過程においては、様々な情報を取り扱うこととなり、その中でも、本学並びに連携協力する国内外の研究機関、企業及び地域社会(以下「外部機関等」という)が保有する「秘密として保持すべき情報」(以下「秘密情報」という)について適正に管理する必要があることから、「日本大学産官学連携・知的財産に関する基本理念」に基づき、産官学連携における日本大学秘密情報管理ポリシー(以下「本ポリシー」という)を次のとおり定める。
以 上
研究開発成果として得られた研究成果有体物(以下マテリアルという)及び他の機関から提供を受けるマテリアルについて、適正な管理を行うとともに、知的財産の研究における有効利用を促進するために、日本大学(以下本大学という)は、次の方針を定める。
以 上
建学の精神に則り自主創造の精神に基づいて学術文化の進展を図り、世界平和と人類の福祉に寄与し、深遠な学術の研究と心身健全にして文化的な人材の教育を使命としつつ、大学の第三の使命である社会貢献を通じ、国際社会や地域社会に貢献するために、日本大学(以下本大学という)は、利益相反に関して、次のポリシーを定める。
以 上
省面積・省エネルギーで汚水の浄化が可能なコンパクト人工湿地の開発(11759)
人工湿地は、自然の浄化機能を強化した半人工的な排水処理方法である。曝気を要しないため排水処理の運転に要するエネルギーが活性汚泥法等の従来技術の20%で済むことが長所であるが、必要面積が大きいことが短所であった。本研究は、その必要面積を従来の人工湿地の25%以下にすることを可能とする技術であり、工場立地法で定められる緑地を活用した新しい高度排水処理の道を切り開く研究である。
本研究は、水質浄化用の人工湿地に必要な面積を格段に縮小することを可能にするものである。例えば、これまでの人工湿地で下水の高度処理を行うためには、ヒトひとりあたり2平方メートルの面積が必要であった。これは単位面積あたりの酸素供給フラックスが水質浄化能力の制限となるためであった。本研究技術では、大気との接触と換気を促進する空気層を人工湿地の内部に設けることにより(研究1)、この制限を打破することができる。また、空気層により人工湿地内に重層的に好気ゾーンを創出することで(研究2)、単位面積あたりの酸素供給フラックスの究極的な改善が見込める。さらに空気層の厚さや位置を調整により(研究3)、人工湿地内部の好気・嫌気ゾーンの調整も可能であり、単独の湿地で多段処理を行う道が切り開かれる。本技術は、下水以外にも、畜産排水、工場排水、農業排水等、さまざまな排水処理に適用可能である。
下水処理、畜産排水処理、工場排水処理、農業排水処理、緑化、花壇
非肥満型高血糖発症モデルマウスの作製方法(12285)
非肥満型高血糖発症の非ヒト哺乳動物の作製方法を提供する。本研究により得られる非肥満型高血糖発症非ヒト哺乳動物は、低体重で出生し、肥満を伴わない高血糖を発症させることができるため、DOHaD仮説を証明するモデル動物として使用することができる。また、低出生体重児の肥満を伴わない糖尿病リスク、肥満を伴わない糖尿病患者の治療及び保健介入研究、肥満を伴わない糖尿病患者の発症予測マーカーの開発研究、肥満を伴わない糖尿病患者の発症予防の治療及び保健介入研究、等の研究に利用することができる。
妊娠した非ヒト哺乳動物の妊娠後期に、胎仔を虚血状態にする工程、及び前記胎仔が出生に至った仔非ヒト哺乳動物を取得する工程、を含む、非肥満型高血糖発症非ヒト哺乳動物の作製方法。
肥満を伴わない糖尿病リスクの研究や治療につながるモデルマウス