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脱炭素&低コストで植物の生育・開花促進根域環境制御装置-N.RECS(12516他)
植物の根の領域(根域)の温度を制御できる根域環境制御装置(N.RECS)を開発しました。この装置は根域温度を一定の範囲に制御し,冬季の省エネルギー栽培と夏季の高温対策に大きく貢献します。現在,この装置と蓄熱槽を一体化した,再生可能エネルギーと連携できる蓄熱型根域環境制御装置(N.RECS-hs)を開発中です。
・植物の根の領域の温度を制御できる根域環境制御装置(N.RECS)で,高温対策の低コスト化を実現
・一体型の蓄熱槽を追加したことで,太陽光等の再生可能エネルギーを時間帯を問わず利用できる
➡省エネルギー栽培と夏季の高温対策に活用可能
・施設園芸のコスト低減策・脱炭素化技術を探索している
・植物の成長速度をコントロールして,決まった日に出荷できるようにしたい
・スマート農業を取り入れたい
CO2削減に大きく貢献する酸化カルシウムの製造(12442)
酸化カルシウムは製鉄プロセス、化学薬品、肥料、建材等の製造原料として利用されている。
炭酸カルシウムを含有する材料を、添加剤の共存下かつ減圧下で加熱処理することによって従来よりも
低温・短時間で酸化カルシウムを製造する方法を提供する。得られる酸化カルシウムは粒子径が大きく、比表面積が大きい。エネルギー・CO2削減にもつながる。
石灰石+添加剤*を減圧下で焼成するだけ(*:Fe、 FeO、Fe2O3 等)
➡焼成温度の低減、処理時間の短縮
➡比表面積の大きい酸化カルシウム
➡回収される二酸化炭素は高濃度
利活用しやすい
➡焼成前の石灰石の細粉砕処理不要
製鉄
*スラグの効率的な除去。
*焼結鉱の製造プロセスの効率化。
セメント
セメントも粉体同士の反応。製鉄同様有用性あり。
その他
製紙、塗料などの充填剤。ノビや滑らかさの向上。
仮想パーソナルデータや臨床データを生成するAI(12457)
新薬の臨床試験をはじめとする医薬品開発において、条件に合致する患者が集まらず、予定症例数を満足するのに苦渋する課題がある。
医薬品開発の効率化のために、臨床試験シミュレーションでは仮想被験者を生成する
取り組みがなされているが、条件に合致する様な、所望の性質を持つ患者を生成する
試みはなされていない。
我々は、本物のデータを学習することで、本物と同様の特性を持った、実在しない仮想のデータを生成するAI技術を提供する。
従来の技術・問題点
・観測されていない被験者、存在しない
データを生成することはできない
・現実離れした属性を持つ被験者データ
を生成し得る可能性
・生成する合成データの性質を制御する
ことが難しいという課題
新しい技術・解決法
・本物と同様の性質を保持した、
実在しない仮想データを生成可能
・参照となる少量データと似た性質を
持つ、実在しない仮想データを生成可能
・経時的な薬物血中濃度の推移が予測可能
・パーソナルデータにおける匿名化処理の代替やデータ共有を実現させたい
・機械学習、深層学習における学習データを増強したい
・医薬品開発にAIを応用したい
養殖魚を対象としたゲノミクス研究とその応用養殖魚の品種改良(研究紹介)
養殖魚の様々な経済形質に関連するDNA多型をゲノムワイド解析により特定し、養殖魚へ応用するための研究をしています。これまでに、高成長系統、耐病性系統、全雌生産などを実用化しています。
・養殖魚の染色体情報から一塩基多型(SNPs)を探索する
・有用形質とSNPsを結びつける
➡ 病気に強く成長の早い養殖系統を開発
・特定の病気に強い系統を作りたい
・成長の良い系統を作りたい
・遺伝的な理由で生じる奇形を減らしたい
・養殖魚の系統管理を遺伝情報を使って行いたい
劣化しにくいトバモライトの低温・短時間合成方法(12250)
トバモライト(Ca5Si6O16(OH)2・4H2O)はケイ酸カルシウム水和物の一種であり、軽量気泡コンクリート(ALC)やケイ酸カルシウム板などの建築材料の原料である。
製造プロセスにおいて添加剤を加えることでトバモライトを低温・短時間で製造することができることを見出した。製造プロセスにおけるエネルギー削減・CO2削減の実現につながるとともに、得られたトバモライトは、長時間にわたって変質(外観・強度)しにくいというメリットがある。
硫酸塩*を添加するだけ
(*:Li2SO4、Na2SO4、MgSO4、ZnSO4、(NH4)2SO4
➡焼成温度の低減、処理時間の短縮
➡炭酸化しにくい=外観劣化や強度低下が起こりにくい
低温度でトバモライトの合成を低温度・短時間で行いたい
炭酸化が起こりにくいトバモライトを製造したい
からだの内なる声をきくメンタルヘルスチェカー内受容感覚知覚の役割(12548)
からだの気づき,特に身体反応への気づき(以下、内受容感覚知覚)が心身の状態に果たす役割を明らかにし,からだの気づきからこころの状態を評価する,新しいメンタルヘルスチェック方法を開発するとともに,その活用方法についての提案をおこなった。
・内受容感覚知覚と心身の状態との関連性は?
➡ポジティブ・ネガティブ両側面との関連性
・両側面の関連性を区別する方法は?
➡ストレス,リラックス両面からのアプローチの必要性
・新しいメンタルヘルスチェックは,検査時の負担が少なく,繰り返し使用できるため,様々な場面での活用が可能です。
・メンタルヘルスに不安を感じる人の,メンタルヘルスケアへの橋渡しとしての活用が可能です。
結核性髄膜炎診断法
結核性髄膜炎の診断及び臨床評価するための,Nested PCR法に定量的なPCR法を組み合わせた定量的Nested real-time PCR法を用いた,髄液中の結核菌DNAの検出方法。
(株)保健科学研究所
医学部 中山 智祥