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キク科植物の生物活性テルペノイド(11425)

目的

ステビア由来のジテルペノイドの新規な化学修飾物及びこれを有効成分とする悪性腫瘍治療薬の提供。

技術概要

ステビオシドは、ステビア(SteviarebaudianaBertoni:キク科)の葉に豊富に存在するジテルペノイド配糖体であり、甘味料として広く知られており、また抗炎症作用及び発がん抑制作用を有することが知られている。本研究では,ステビオシドの加水分解生成物であるステビオールを化学修飾し,フェニル基又はメチルフェニルビニル基を持つ化合物を合成し、それらの腫瘍細胞傷害活性を検討したところ、これらの化合物が胃癌、肺癌及び乳癌細胞に対する強力な傷害活性を有すること、さらにはアポトーシス誘導作用も有することを見出した。本研究によれば、胃癌、肺癌及び乳癌等の悪性腫瘍に対して有用な悪性腫瘍治療薬が提供できる。

適用製品

悪性腫瘍治療薬,アポトーシス誘導剤

車輪型階段昇降ロボット(11286)

目的

建物内や屋外を移動する際に段差や階段があると車輪では移動が困難となる。スロープやエレベータによる環境改善がされていないあるいは困難な場所での移動を可能とする。

技術概要

階段昇降用展開車輪の基本的な内容を考案し、その車輪を用いた移動台車の操舵方法を提案している。一般的な自動車の操舵方法では段差部に達したときに左右の車輪の位置は階段から必ずしも等距離にはならない。そのままの状態で展開車輪を使って階段を上ると左右のうちどちらかの車輪のみが段差を乗り越せない状態となり好ましくない。操舵は左右車輪の回転差で行い、その前輪の操舵角をかさ歯車を介して後輪に伝達し、前輪と反対側に操舵する事により段差に両車輪とも接する位置に移動可能となる。

適用製品

福祉機器、移動ロボット、警備ロボット、原子力検査ロボット

紫外線防止効果計測方法及びシステム(10797)

目的

特別な計算や測定なしに簡便に紫外線防止効果の定量的な評価を可能とした。本方式による紫外線防止効果の評価は健康管理や美容の観点でも有効である。

技術概要

魚眼レンズを用いて撮影した天空写真と紫外放射照度計により測定した紫外線量分布図を組み合わせることにより、日除けや建築物に入射する紫外線量を算出し、紫外線被爆防止効果の定量的評価を可能とした。

適用製品

紫外線定量キット

制振アクチュエータ、振動センサー及び制振制御システム(10413)

目的

低コストで応答が良く制振動作が可能な制振アクチュエータと,簡単な構造でかつ確実に振動を検出する振動センサを非常にコンパクトにまとめた制振・免振システムの提供。運行体や機械製造装置に組み込まれた電子制御用プリント基板の振動環境下での誤動作,性能低下や建築設備機器等の振動・騒音を防ぐことを目的とする。

技術概要

本研究は振動環境下での使用に際して,誤作動や機能低下を生ずる恐れのある電子制御用プリント基板の支持部や基板周囲に,形状記憶合金の細線を複合させ,これをセンサやアクチュエータとして利用し,基板の制振・免振を実現した。形状記憶合金細線の抵抗値変動から得られるひずみ信号によって共振状態を検知し,これを通電加熱することによって共振を抑制するためのシステムは,一枚のコンパクトな基板に全てまとめられており,複数基板の免振制御を同時に行うことも可能である。建築建造物自身への応用,固着物への応用など至るところに設置できる,簡易な構成で安価な振動制御装置である。

適用製品

プリント基板,建築設備等の制振・免振アクチュエータ、振動センサ

白血病治療に応用可能な細胞膜透過性RARタンパク質の発現系確立(11327)

目的

急性前骨髄球性白血病(APL)の原因となっているRARαの機能低下を補う方法の提供。

技術概要

多くの急性前骨髄球性白血病(APL)では15番と17番染色体の相互転座により、RARαとPML遺伝子が組換えられ、これらの融合タンパク質が発現する。これらは正常なRARαとPMLタンパク質機能が低いため、白血球分化が前骨髄球の段階で停止しAPLとなる。APLでは高濃度レチノイン酸(活性型ビタミンA;RARαのリガンド)投与により改善する場合もあるが、副作用や耐性を生じる場合もある。本研究では、細胞膜透過性の正常型RARαを大腸菌に大量産生させ、精製することに成功した。また、このタンパク質はAPL患者由来のAPL細胞を好中球へと高効率で分化させた。この結果、本研究タンパク質はAPL治療剤としての応用が考えられる。

適用製品

白血病(急性前骨髄球性白血病;APL)治療剤

振動モータを用いた小型ライントレースロボット(11067)

目的

モータと車輪を使った走行駆動系では歯車が必要で,小型化した場合も小さな歯車を組み合わせた複雑な機構が必要である。携帯電話などに使われる小型の振動モータを利用して歯車を用いないで平面上を自由に移動できる走行駆動機構を考案し,小型ロボットや玩具などに応用する。

技術概要

振動モータの取り付けた基板と接地部分を図のように傾斜角を持たせて取り付けることにより,アンバランスマスをつけたモータが回転する際にスリットを入れた基板がたわみ振動を生じ前後方向の運動を行う。後方にたわみを生じた際は本体を押し上げ次の瞬間に前方にたわみを生じて接地板が持ち上がり前方に進むことが出来る。本体に取り付けた2個の光センサによって振動モータのON・OFFを行ってライントレースを行うことが可能である。

適用製品

小型ロボット,玩具,ロボット教育用教材など

社会的関係を考慮した企業網設計プログラム(10978)

目的

本技術は,社会的ネットワーク分析手法を元に,主に電子メールやBlog上に存在するメンバー間の関係情報から組織内のコアメンバーを自動的に見出し,ネット上の組織活動の効率を上げるための方法を提供するものである。

技術概要

企業網のようなプライベートネットワークは,従来,通信トラヒック分布をベースに通信インフラを設計し,そのセキュリティや優先制御等の運用は,ユーザーの職位ランク及び所属組織を基本に決定されるケースが多い。しかし,実際のネット上の組織活動は,職位や階級ではなく,信頼や情報保有量などで決まり,作業を通じてアクティブなユーザーは次第に決まって行くものであり,またメンバー間の仲介的な機能を有するコアメンバーを,システム管理者が容易に見出すことは困難である。そこで,リアルタイムにメンバー間の関係を把握し,組織内のコアメンバーを自動的に見出し,そのメンバーのIT環境を整えるように,リンクの2重化や,サーバー容量の割り当てを制御する情報ネットワークを設計することにより,信頼度・効率性を改善した情報ネットワークの構築手法を提供する。

適用製品

企業網設計装置,あるいは,それを使ったコンサル企業の業務ツール,人事評価ツール

無機ナノ粒子を透明化し、様々な溶媒に分散させることが可能な新規分散剤(12151)

目的

本研究の新規分散剤は、様々な無機ナノ粒子を、様々な極性の溶媒(クロロホルム、水、メタノールなど)に分散させることを可能にするカテコール・リンイオン系分散剤である。また、特質すべきは、この分散剤を磁性ナノ粒子に適応した場合、可視光透過率が極めて高い、透明磁性ナノ粒子を作製できる。

技術概要

・広範囲(誘電率4.8〜70)の媒体に金属ナノ粒子を分散させることが可能。

・広範囲の媒体に金属ナノ粒子を分散させるためドーパミンに有機塩であるトリブチルホスホニウムクロライドを結合させた構造を有している。

・磁性ナノ粒子にこの分散剤を適用すると透明度の高い磁性ナノ粒子が作製可能。

適用製品

高分子に混ぜる無機フィラーの安定分散剤、透明磁気メモリー、無機ナノ粒子の印刷技術