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早採りコンブやニジマス等地域素材を利用した新規食品開発(11971)
早採り昆布,間引き昆布を利用した,結着剤(リン酸塩)や発色剤等の添加剤不使用かつ低カロリーなソーセージ。
従来のソーセージの製造工程では,豚肉等に対して結着剤や豚脂を添加するのが不可欠であった。食物繊維や機能性成分を多く含む昆布を混ぜ入れたソーセージの試みがされているが,従来の一般的なソーセージに単に昆布を加えたものにすぎない。また,昆布のみで無添加ソーセージを製造する場合,特にきわめて粘性の高い早採り昆布は,単に肉と同時に混ぜるだけでは,十分に混ざるまでに時間がかかり,風味にも影響があるという問題があった。研究者らは特別な処理を施した早採り昆布と肉の混錬物を最適な条件で加工することで,獣臭が排除され,食感,風味豊かな無添加ソーセージを製造できることを見出した。本研究によると,食品添加物と脂肪が無添加であるにも関わらず食味の良くかつ,脂肪の含有量も少ない健康志向のソーセージの製造が可能になるとともに,未利用資源である早採り昆布,間引き昆布の有効活用にもつながる。
低カロリーソーセージ
トリアシルグリセロールの結晶構造転移(10404)
食用油脂を使用する際には最適な結晶構造にコントロールする必要が生じる。本研究は、高圧処理によって簡単にトリアシルグリセロールの結晶を不安定型から安定型へ短時間で転移させる方法を開発したものである。
従来、これらの油脂を使用する場合に一定温度中で撹拌を行うか、最適な油脂構造をもつ油脂と混合するか、その他の方法が用いられてきた。本研究の食用油脂の結晶構造転移方法は、食用油脂に、その主成分であるトリアシルグリセロールの融点近くで高圧を加えて転移させるものである。従来の方法と比較して短時間、低エネルギー消費で生産性の向上が認められる。
食用油脂、マーガリン、ショートニング、チョコレート
ガーリック香気成分による肝障害の予防(10354)
安全で有効ながん細胞増殖抑制剤の提供
本研究は,ねぎ属植物から抽出された化合物を有効成分とするがん細胞増殖抑制剤に関するものである。本研究は,抽出された化合物を高純度にして,大腸がん細胞や白血病のような血液悪性腫瘍細胞で確認した結果,極めて高い増殖抑制効果が認められた。本化合物は医薬品だけでなく,がん予防に有効な機能性食品にも有用である。
医薬品,機能性食品
NIRSを用いた覚醒度評価システム(12214)
近赤外分光法(NIRS)、心拍、顔表情、脳波により覚醒度や疲労度合いを計測する方法が研究が行われているが、多チャンネルのプローブの装着が必要であったり、計測ノイズなどの問題がある。NIRSで少ないチャンネル数で計測する試みもあるが、計測したデータの処理の方法としては、酸素化ヘモグロビン濃度変化を直接評価するものであり、個人によって変動パターンが大きく異なるため、覚醒度をリアルタイムに評価することが困難であった。
NIRSの原信号に含まれる心拍呼吸などの生体の揺らぎ成分を除去した後、酸素化ヘモグロビン(oxy-Hb)を横軸、oxy-Hbの微分値を縦軸とした位相平面上に1分毎のそれぞれの値の平均値をプロットし、試験開始後一定時間を基準データ群として、1分毎のマハラノビス距離を逐次算出し、試験時の特徴変化を連続的に定量評価した。
繊維強化複合材料の製造装置及び繊維強化複合材料の製造方法(12131)
熱可塑性樹脂を母材とする繊維強化複合材料の中間基材を提供する。表面が美麗かつ母材樹脂の質も維持した繊維強化熱可塑性樹脂複合材料を生産性高く成形可能になる。
連続繊維に重合性ラクタム混合液を供給し,直ちに一対の保護シートで挟まれた状態で加熱重合させながら連続引抜成形することを特徴とする。保護シートで挟むことにより,重合阻害につながる空気中の水分と接触を防止しながら必要十分な樹脂による含浸が可能である.また,金型との摩擦を低減できるため小さな牽引力での高速連続引抜成形が可能かつ表面を美麗にすることができる。
高速な繊維強化複合材料の製造
超音波キャビテーション合成によるドロマイトの合成とその応用(11923)
本研究は,天然鉱物であるドロマイトについて,超音波の利用により簡便かつ安価に高純度のドロマイト生産を可能にする事を特色とする。
本研究によれば,特殊な設備,装置等を用いることなく,また,高温,高圧等の条件を整えることなく,短時間で簡便にドロマイトを製造することができる。また,本研究の方法により得られたドロマイトはCa,Mg,CO3以外の不純物をほぼ含まず,理想化学組成であるCaMg(CO3)2に近しい,例えばCa/Mgモル比が1~1.1程度の良好な組成を有するものとなる。このようにして得られるドロマイトは,天然ドロマイトに比して緻密な複塩構造を有するものとなり,物理安定性や化学安定性に優れる。そのため,得られたドロマイトは各種分野において応用が可能となる。
ドロマイトの合成
タッチパネル向けの円形盤型文字入力インターフェイス(11815)
携帯電話やタブレット端末において、従来の文字入力では、ローマ字やフリック入力が使われており、入力操作に時間がかかったり、操作が煩雑であるという問題があった。本研究の目的は、簡単な操作で、しかも文字入力に必要なタッチパネル上の面積も削減することにある。
本研究では、ひらがなの入力は行と段を指定する方法で可能となる。このインターフェイスでは、行は円の中心からタッチ点を結んだ線の角度によって10段階に決定され、段は円の中心からの距離で決定される。したがって、この操作は指一本で可能であり、また、省スペースの設計が可能である。さらに、ひらがなの50音以外にも、たとえば、絵文字の入力などのインターフェイスとして拡張も可能である。
携帯電話、タブレット端末
D-アミノ酸アミノ基転移酵素を用いた血中PLP濃度の迅速測定法(11809)
血中PLPを迅速に簡便に測定できる系を提供する。
PLPはビタミンB6(VB6)の主成分であり、生体内で様々な代謝を触媒する酵素の補酵素である。このため食品分析だけでなく様々な代謝研究においても測定されている。臨床的にはPLPの血中濃度が低くなると脂漏性皮膚炎や小球性貧血を引き起こすため、高カロリー輸液等の輸液管理下の患者において血清濃度の管理は重要であり測定意義が認められる。また妊娠や発熱などで血中濃度が低下する他、薬剤投与や腫瘍によって血中濃度が低下することも知られている。ビタミンB6の主成分であるPLPを迅速に簡便に測定する方法である。PLP酵素であるD-アミノ酸トランスフェラーゼが紫外線照射によりアポ酵素となり完全に活性を失うこと及び、このアポ酵素にPLPを添加すると迅速にホロ酵素となり活性を示すことを発見した。このアポ酵素に血清を添加し、酵素活性を測定するだけで血清中のPLP濃度を迅速に測定できる。
自動分析機を用いた血中PLPの測定