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高効率太陽電池の作製(11770)
太陽電池の太陽追尾装置の駆動ばねとして用いる。これによって太陽電池の発電効率を向上させることができる。特に、本装置では太陽光から得た電気を使用しない。
太陽の向きに太陽電池を向けると、太陽団地の発電量は向上する。現状の追尾装置は、コンピュータ制御であったり、光センサを用いることにより電力の消費を伴っている点に問題があった。本太陽追尾装置では、太陽の熱のみを用いて追尾動作を行う。太陽パネルを回転軸を有する台に固定し、この固定した台の回転を形状記憶合金ばねを用いて行う点が本追尾装置の技術的核心部分である。この形状記憶合金は、らせん状に巻かれたコイルばねの中心に黒体を具備し、太陽光を吸収したこの黒体からの熱によって形状記憶ばねを収縮させる。したがって、太陽が当たらなくなると、この黒体は冷えて、柔らかくなる。この両者のつり合いによって太陽方向に太陽電池パネルを向けることができるようにしたものである。
太陽追尾装置、形状記憶ばねを用いた製品
直接電子移動型酵素電極を用いた免疫学的測定法(11749)
ヘム酵素を標識タンパク質とした抗原抗体反応を検出する酵素電極を開発し、ELISA法の様に頻繁な洗浄が不要であり高感度で広い濃度範囲で測定できる装置を提供する。。ヒドロゲナーゼ(水素イオンから水素分子への可逆的な酸化還元反応を触媒する酵素)をプローブとしてメディエーターを用いること無く電極を用いて抗原抗体反応を特異的に高感度に広い濃度範囲で測定することを目的とする。
シトクロムb2と呼ばれるヘムを持つ乳酸脱水素酵素を用いた検出器の開発を行っている。通常この系ではメディエーターと呼ばれる酸化還元物質を電子移動媒体とするが、シトクロムb2が電極表面近傍に存在した場合、メディエーター非存在下でも電流が流れ反応を測定できることを見出した。電極と酵素が直接電子授受する反応系としてヘム酵素であるシトクロムP450を用いた血中の薬品濃度の高感度測定系が既に知られている。これらのことからヘム酵素を標識タンパク質とした電極を用いた高感度な抗原抗体反応の測定系を開発した。本研究の酵素電極は、光学的な測定と比較して発色試薬等が不要であるだけでなく、1秒間に100回代謝回転するヘム酵素を用いた場合、1mAを測定できる機械は理論上100pmolまで測定できる(1秒間に約10μmolの電子が流れると1A)という利点がある。研究者らは,抗原または抗体にヒドロゲナーゼを結合させ,電圧を印加することによってヒドロゲナーゼにより水素が発生することに基づく電流を直接測定することで,抗原抗体反応を電気化学的に測定する方法を見出した。本研究によると,ヒドロゲナーゼによる水素の発生反応を電極で直接電流として測定するため,高感度・定量的かつ低濃度から高濃度まで一つの装置で測定することができる。さらにこの方法を用いることで抗原抗体反応だけでなくヒドロゲナーゼをプローブとして特定のタンパク質などを特異的に高感度に定量することも可能である。
抗原抗体反応を利用したバイオセンサー、抗原抗体反応を検出する装置
メンタルヘルスケアを目的としたニューロフィードバックシステムの開発(11704)
脳の随意制御訓練を効果的に行うことができる方法を提供する。
現在の脳活動状態を色情報などで提示しながら,自身の前頭葉の脳活動を随意制御する訓練(ニューロフィードバックトレーニング)が,メンタルヘルスケア分野において有効であることが明らかになってきている。本方法では,NIRS(近赤外分光装置)を使用して,脳血流を測定し,酸素化ヘモグロビンの濃度とその微分値を用いて,脳活動レベルを判定する。従来の脳機能画像のみでは困難であった活動部位の特定と訓練の効果の定量的評価が行える。この方法を用いることで,どの部位が訓練によってどの程度改善したかを定量的に評価できる。
機能回復訓練用機器,脳トレーニングゲーム
Aβ1-42凝集形成時に特異的各種モノクローナル抗体のパネル化と病因研究(11660)
アルツハイマー病患者の脳内に見出される老人斑の主要構成成分はアミロイドβタンパク(Aβ)である。Aβの凝集体のうち、大きなサイズの非晶質の凝集体については脳組織内にあることは確認されているが、その検出法及び作用はほとんど解明されていない。従って、本研究の課題は、大きなサイズの非晶質のAβ凝集体のみを特異的に検出するための材料を提供することにある。
本研究の抗体は、従来着目されず、その機能も知られていなかった。0.22μm以上の大きなサイズの非晶質のAβ凝集体に特異的であり、単量体のAβ及び繊維状Aβ凝集体に反応しない。従って、本研究の抗体を用いれば、脳内に沈着していることは知られていたが、その機能が解明されていなかった大きなサイズのAβ凝集体を特異的に検出できるので、本研究の抗体は大きなサイズのAβ凝集体の機能解明、アルツハイマー病の進展原因究明、臨床検査薬等として有用である。
アルツハイマー病の検査及び研究用試薬
ホモセリン脱水素酵素を用いたホモシステインの定量法(11659)
血液中ホモシステイン濃度は冠動脈疾患、脳血管疾患、糖尿病、高血圧、高脂血症、腎不全、妊娠時の合併症、アルツハイマー病等で高値になることが知られている。しかしながら、従来のホモシステインの測定法のうち、HPLC法や酵素法では操作が煩雑になる、試薬が高価になる等の問題があった。本研究は、簡便な操作で正確にホモシステインを測定できる方法を提供することにある。
本研究の試料中のホモシステイン濃度測定方法は、ホモシステイン含有試料中において、ホモセリンにアーキア由来ホモセリン脱水素酵素を作用させ、ホモセリン脱水素酵素活性を測定するものである。ホモシステインに対する活性を有しないことが知られている超好熱アーキア由来ホモセリン脱水素酵素を、ホモセリンとホモシステインの共存系に作用させたところ、全く意外なことに、ホモシステインにより当該酵素のアロステリック効果が生じ、当該酵素のホモセリンに対する脱水素活性がホモシステイン濃度依存的に向上し、その脱水素活性を直接測定すれば、試料中のホモシステイン濃度が正確に測定できることを見出し、本研究を完成した。本研究によれば、1種類の酵素を反応させるだけで試料中のホモシステイン濃度が簡便かつ正確に定量できる。また、反応系が単純なので、分光光度計を備えた自動分析装置により迅速に定量できる。
血中ホモシステイン測定キット
高強度・低弾性に優れるチタン-マグネシウム材料(11562)
超高齢社会を迎えた日本では,生活(命)の質の維持・向上を目指し,生体材料の研究・開発が活発に行われている。チタン合金を人体骨中に埋入させた場合,人体骨(20~40GPa)とチタン合金(100GPa)とのヤング率の差が大きいため,応力の負荷状態によっては人体骨側に不具合が発生し,生体材料として十分な機能を果たしているとは言い難いのが現状である。本研究では,チタン合金に添加する元素や熱処理によって弾性率を人体骨に近づける低弾性率化ではなく,粉末冶金法によるチタンの低弾性率化を試みた。
本研究ではメカニカルアロイング法により純チタンと純マグネシウムを複合化した生体用Ti-Mg合金の創製を試みた。すなわち,純チタン中に純マグネシウムを均一に分散させ,純チタンを高強度化するのと同時に分散するマグネシウムによって低弾性率化を達成したTi-Mg合金を創製した。また,純チタン内部に存在する純マグネシウムが低弾性率化に寄与することに加え,純チタン表面に存在する純マグネシウムが体内で分解し,純チタンの表面積を増加させることで皮質骨との結合をより強固にする。粉末およびバルク材を作製するためのプロセス条件と機械的性質との関係を確立した。
インプラント、生体材料、骨代替材料、低弾性構造材料
石の風合とともに景観を育む経済性と施工性に優れた車道用自然石舗装(11489)
現在、歩道を中心に需要が増加している天然石舗装は、新たな目地・下地材の開発によって耐久性が改善されつつあるものの、施工性や経済性などの問題から車道への適用事例は少なく、石板の再利用は難しい。今後も景観整備を重視した街づくりにおいて天然石舗装の必需性は一層高まると考えられ、本研究は車道に対応した耐久性とともに、リサイクル性やメンテナンス性、経済性の改善を主な目的としている。
本研究は目地・下地材にセメント系またはアスファルト系材料を用いた現行方法と、粒状材を用いた従来工法の長所および短所に着眼したものである。具体的には粒状材を用いた目地部に目地とほぼ同径のアルミナボールを挿入し、水平固定・鉛直可動支点として車両交通に伴う繰り返しの荷重に耐久するものである。なお、本研究は粒状材を目地・下地材に用いるため、既往工法では得られない排水機能を付与する。
目地を要する車道用・歩道用舗装全般、主に天然石舗装、ブロック舗装など
携行型情報収集ロボットの開発(11481)
従来品は、ロボットの小型化を考慮すると移動機構は2輪型のものが多く、平地での走行には向いているが、不整地での走行は難しくなる。また、車輪径も小さいことから、凹凸などを乗り越えることが困難であり、走行速度も遅くなってしまうという問題があった。車輪径を変形できるものも、任意の径で固定できなかった。これらの問題を解決することを目的としている。
小型・軽量で携行性も良く、どのような環境でも安定的に走行できる対地適応性の高い展開脚車輪型の走行ロボットを考案した。展開脚車輪方式は、通常のゴムタイヤ部の代わりに、リンク機構で構成された脚型突起を回転中心から放射状に複数個配置した車輪である。脚型突起の根本の受け骨部は、ナットと一体となったランナーに固定されており、左右の車輪のランナーのナットと棒ネジを組み合わせることで、1つのモータで左右の車輪のランナーを摺動でき、全ての脚型突起を開閉することができる。これにより、車輪径を2倍程度まで任意に変更できる。また、ランナーは円周方向にも滑り回転できるようにドライベアリングで2つに分割されており、駆動用モータの回転で、脚型突起が円筒形本体の外周上を回転できる。これらの車輪により、小型でありながら、地形の凹凸や狭隘状況に応じて車輪径を変更し、平地、不整地や段差などを滑らかに走行できる。
災害救助・警察活動等のための情報収集ロボット、ホビー、玩具の移動体